システムトレーダーの本質

システムトレードとは投資をする際に使う売買ルールの事を指しています。

通常通り自分で考えて投資をするのとは違って、

常に同じルールに従って売買すると言う事です。

同じ売買ルールを使って5人の人がシステムトレードをした場合、同じ結果になると言う事です。

現実には人間が感情を持って行っているのには変わりありませんので
多少は誤差が出てきてしまう可能性がありますが。

システムトレードを行う人の事を「システムトレーダー」と言うのですが、
世界中には本当に色んなタイプのシステムトレーダーがいると思います。

例えばコンピューター任せにしてしまって売買を全て行うシステムトレーダー、
コンピューターにはルールに沿って売り買いのタイミングを知らせてもらって、
注文そのものは自分で行うと言うシステムトレーダー、
コンピューターにはチャートを表示させる目安にするだけで、

売り買いのタイミングや注文まで全て自分で行うシステムトレーダー等です。

同じ売買ルールを使っても、システムトレーダーによって結果が違うと言うのは
実践の仕方がシステムトレーダーによって違うからだと言えます。

全て過去データに基づいて研究や検証されていて、結果が期待出来る売買ルールを
使って取引をしているのには変わりありません。

システムトレードをしている人の人間性と言ってもやっぱり色々あると思いますが、
強いて挙げるならば人の意見を鵜呑みにしないで、

自分で確かめてみると言う用心深い性格の人が多いのではないかと思います。

でも、そうじゃないと地道な検証を続ける事は出来ないかもしれません。